養育費
養育費とは子どもを監護,教育する上で必要な費用のことです。
養育費は別れた相手に支払うものではなく, 子供のために支払われるものです。つまり,親権者であろうがなかろうが,養育費を払うというのは親であれば当然の義務なのです。
一般的に,子どもが成人に達するまで支払う例が多いですが,近頃は当事者の約束で,子どもが大学を卒業するまでとする例が増えてきました。 離婚したが養育費が支払われないというケースの場合もぜひご相談下さい。離婚後でも養育費の分担について話し合うことは可能です。
■協議で養育費を決める場合
子どもを育てる上でかかる費用,今後の成長過程においてかかるだろうと予想される費用,お互いの財産, 今後の収入などからよく検討する必要がございます。
8割の母子家庭で「別れた夫から養育費を支払われない」というデータもございます。
養育費の額, 支払い方法などの決定事項は,当事務所にご相談下さい。
■養育費の額
それぞれの親の資産,収入, 職業などにより決めるしかありませんが,一般的な年収の方の場合は月当たり5万円前後と言われています。